合体武装?

どうも、チーフ747Pでございます。
※それは前回、ダークマターの恐るべき力を目の当たりになってから数日後のこと…
事態を重く見たヴェルは、封印していた自分の武装を解きに単身行くことにしたのだった。

アイラ『ちょっとヴェルさん、お待ちになって!』
ヴェル『アイラ?何で来たの?』
アイラ『何言ってますの?ヴェルさんだけでは行かせられませんわ。それに、わたくしの武装も転送出来るようにしなければなりませんし』

ヴェル『それもそうか、ところで何で藤堂まで来てるの?』
Dr『儂はDr.コーブだ!藤堂などではない!』
ヴェル(どう見たって藤堂じゃん…)
アイラ『ちょっと!静かにしてくださいな!!』
Dr『…はい』

ヴェル『無事に着いたようね』
アイラ『ここは?どこですの??』
ヴェル『簡単に言っちゃえば、スタジオ裏てところかしらね』
Dr『メタい発言は控えぃ』

ヴェル『確か、この辺にマスターが封印したんだけど』
アイラ『あそこではなくて?』
ヴェル『そうそう!ここよ!』
Dr『それはそうと、そのマスターには解除の許可は取ったのかぇ?』
ヴェル『そんな許可はいらないわよ!だってあたしの武装なんだから』
Dr『もしプロテクトが掛かっていたらどうするんじゃ?』
アイラ『その為のあなたですのよ!』
Dr『ま、そんなことだろうと思ったが…出来るかどうか…』

アイラ『ありましたわ。わたくしのヴィシュヴァルーパー』
Dr『人の話を聞かんか!』
アイラ『プロテクトは掛かっていなさそうですわね。では、藤堂さんお願いしますわ』
Dr『だから!藤堂などではない!』

Dr『ふむ、これで転送可能じゃ。あとは帰ってから調整するとしようかの』
ヴェル『こっちもあった!』
Dr『ちょっと待っとれ』
アイラ『ところで、武装が二つあることですから合体することはできませんの?』
ヴェル『面白そうじゃん!出来るようにしてよ!』
Dr『じゃから!急かすでない!!』

Dr『ヴェル、そいつを繋いだらメイン回路をヴィシュヴァルーパーに同調させい』
ヴェル『これね』
Dr『これアイラ!リア駆動の出力をも少し上げんか!?』
アイラ『分かりましたわぁ!』

アイラ『出来ましたわ!』
ヴェル『ま、こんなもんね』
Dr『喜びのポーズじゃ!』
アイラ『この合体武装、何て名付けましょう?』
ヴェル『う~ん』
Dr『ビックバイパーとヴィシュヴァルーパーじゃから、ヴィシュバイパーなんかどうじゃ?』
ヴェル『なかなか良いじゃない♪』
アイラ『良いですわね♪』
Dr『では、両方のメイン回路に登録して完了じゃ。』


おしまい。