再出発

どうも、仕事始め早々に早朝だったため休んだチーフ747Pでございます。

ヴェル『どう?まだマスター寝てるの?』
ラプ『ええ。もう二日も目覚めてないわ…』
アイラ『マスター…』
ただいまー。あー、今日は疲れたびー。

ヴェル『ま、マスター!?』
ん?どうした??
そんなすっとんきょうなリアクションして?
アイラ『ど、どういうことですの??』
ラプ『だって、マスターはあの時…』
あー。それな…

あの時、自分の感情がM.S.B.Sのリミッターを動かしたっぽくてな…
システムが落ちる寸前で強制的に切り離されたんだよ…
目が覚め気付いたらベッドの上だったし、お前達は眠っていたからな…

ヴェル『バカッ!あたしは…。あたし達は…すっごく…心配…してたんだからぁ!!』
……。
ヴェル『なのに…。何食わぬ顔で出てきて…』

アイラ『そうですわ!そんな説明されても…納得出来…ませんわよ…』
ラプ『それに何故、私達に相談も無しにあんな無茶な戦いをしたんですか!!?』
……悪かった。
ヴェル『理由は大体分かるけど、もうあんなことしないで!マスターが辛さとか、あたし達にも分けなさいよ!だって…あたし達はマスターの神姫なんだから…』
ヴェル……。
アイラ『そうですわよ。ワタクシ達のマスターはマスターしかおりませんのよ?解ってますの?ですから…ですから、ワタクシ達も…』
アイラ…でも、それはダメだ。
お前達に…自分と同じ苦しみや辛さを受けさせるわけにはいかない…。
ラプ『いいえ!例え、マスターが自ら命を落とそうとしても、私達はマスターとお供します!!』
ラプティ…。

ヴェル『ねぇマスター。あたし達と一緒にいると凄く楽しいでしょ?』
…ああ。
ヴェル『だったらさ、悲しみや苦しみもあたし達にも分けて。みんなで分けあえば、そんなに辛くないよ…』
アイラ『ワタクシ達がいれば楽しみは倍増。苦しみは半減ですわ』
ラプ『私達はずっとマスターと一緒ですよ』
お前達……。
※このあと、みんなでなきました。かなしみやくるしみをわけあって……。